まずは結論。総合旅行業務取扱管理者の海外旅行実務は、5分野が各40点の200点満点です。
合計120点で合格なので、点を取る分野を先に決めるのが近道です。

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※合格率は2025年度試験の実績(フォーサイト受講生アンケート・公式サイトより)。
海外旅行実務の全体像|5分野×40点
海外旅行実務は、総合の4科目のうち、いちばん配点が大きい科目です。
問題は52問で、次の5つの分野に分かれています。
| 分野 | 問題と配点 | 何が出る? |
|---|---|---|
| 国際航空運賃 | 8問×5点40点 | 旅程と運賃表から、運賃や航空券のルールを答える |
| 出入国法令 | 8問×5点40点 | 旅券、外国人の再入国、税関の免税範囲、検疫 |
| 英語 | 8問×5点40点 | 旅行の英文を読んで、内容に合うものや空欄の単語を選ぶ |
| 海外観光地理 | 20問×2点40点 | 世界の観光地・世界遺産・国立公園・美術館など |
| その他の実務 | 8問×5点40点 | 時差の計算、シェンゲン協定と通貨、出入国の手続き、都市・空港・航空会社コード |
※令和6年度も同じ配点です。
合格ラインは、200点のうち120点(6割)以上です。
分野ごとの足切りはないので、合計で120点に届けば合格できます。
また、海外旅行実務だけ6割を取れば、翌年はこの科目が免除になります(科目合格)。
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総合旅行業務取扱管理者の科目免除とは?免除される科目・受験区分A〜H・必要書類をやさしく解説【2026年版】
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国際航空運賃|古い年度の過去問まで解く
国際航空運賃は、問題についている旅程と運賃表の資料を読み、往復の運賃や、航空券の条件を答える分野です。
計算の流れは毎年ほぼ同じですが、年によって問われる形が少しずつ変わります。
私は帰国後の1回目、テキストに載っている過去問だけで練習していました。
ところが本番では、テキストの過去問に載っていない数年前のパターンが出て、手が止まりました。
2回目は、JATAのサイトで公表されている過去の試験問題をダウンロードして、なるべく古い年度まで解きました。
- テキストで、運賃表の読み方と計算の流れを覚える
- 過去問は、できるだけ古い年度まで解く
- 計算は毎日少しずつ続けて、手順を体に入れる
私は2回目、運賃の計算を毎朝解くようにしていました。
出入国法令|覚えた分だけ点になる
出入国法令は、日本の出国・帰国にかかわる法律のルールを問う分野です。
- 旅券:申請のしかた、本人確認の書類、失効
- 出入国管理:外国人の再入国(みなし再入国)など
- 税関:免税になる範囲、申告が必要なもの
- 検疫:持ち帰るときに検疫が必要な動物・植物
どれも条件や数字がそのまま問われるので、覚えた分だけ点になる分野です。
1問5点なので、ここで取りこぼさないことが合計120点への近道になります。
旅券や免税範囲のルールは変わることがあるので、テキストは最新年度版を使ってください。
英語|苦手でも半分の20点をねらう
英語は、旅行に関する英文を読んで、内容に合うものや、空欄に入る単語を選ぶ問題です。
8問×5点の40点なので、ここが0点に近いと、ほかの分野でかなり取り返す必要があります。
私は英語が苦手で、帰国後の1回目はほぼ1問しか解けませんでした。
単語を覚えるだけの勉強をしていて、本番では文の流れが読めなかったのです。
2回目は試験の半年前から、まずYouTubeで中学の英文法をやり直しました。
そのうえで過去問を解き、問題文の流れに慣れていきました。
本番では40点中20点くらい取れて、ここが合否を分けたと思っています。
海外観光地理|20問×2点を地図と覚える
海外観光地理は20問で1問2点と、ほかの分野より1問の重さが軽いのが特徴です。
令和7年度は、ベトナムやマレーシアの観光地、スイスの観光列車などが出ました。
ハワイの島々、アメリカの国立公園、絵画と美術館の組み合わせも出ています。
範囲は世界中ですが、過去問で何度も出ている国や観光地から覚えるのが近道です。
地名は文字だけで覚えるより、地図で場所を確かめながら覚えると忘れにくくなります。
よく出る国は、そら先生が地図で解説したハワイ・フランス・イタリア・スペインなどの国別攻略(動画つき)から始めるのがおすすめです。
ほかの国も含めた一覧は海外地理の国別攻略から見られます。
私は英語と同じく、海外地理も試験の半年前から少しずつ進めました。
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その他の実務|時差の計算とコード
その他の実務は、ほかの4分野に入らない実務の知識をまとめて問う分野です。
- 時差の計算と、乗り継ぎを含む所要時間
- シェンゲン協定の加盟国と、その国の通貨
- クルーズや旅先の食事にかかわる実務
- 日本人が海外へ出入国するときの手続き
- 都市・空港コードと、航空会社コード
なかでも時差の計算とコードは、毎年のように出るので、確実に取りたい問題です。
時差の計算は、次の手順で解くと迷いません。
- 出発と到着の時刻を、どちらもGMT(世界標準時)に直す
- 直した時刻どうしを引き算して、所要時間を出す
- サマータイムの期間かどうかと、日付の変わり目を確認する
コードは、過去問でよく出ているものから覚えると効率的です。
本番の解き方|時間が足りないときの進め方
海外旅行実務は、国内旅行実務とセットで受けると120分、海外旅行実務だけなら80分です。
国内の合格者は国内旅行実務が免除になるので、海外旅行実務の52問を80分で解きます。
52問のうち、1問5点が32問、1問2点が20問です。
地理の2点問題で悩みすぎず、5点問題に時間を回すのが基本です。
私は本番で、迷った問題もその場で答えを書き、印をつけて先へ進みました。
時間が余ったら、印をつけた問題に戻って見直します。
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独学で迷うなら|通信講座で範囲を絞る
海外旅行実務は範囲が広く、独学だと、どの分野にどれだけ時間を使うかで迷いがちです。
私は帰国後の2回目に、テキストに加えてフォーサイトの通信講座を併用しました。
フォーサイトは合格点主義で、満点ではなく6割を取るための範囲に絞って学べます。
講座の中身はフォーサイトのレビュー、ほかの講座との比較は総合のおすすめ通信講座で紹介しています。

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まとめ

KEY POINTS
海外旅行実務で点を取るポイント
- ✓5分野が各40点の200点満点で、合計120点を取れば合格
- ✓国際航空運賃は、古い年度の過去問まで解く
- ✓出入国法令は、数字と条件を覚えて5点問題を拾う
- ✓英語は苦手でも、半分の20点をねらう
- ✓本番は5点問題に時間を回し、空欄を残さない
海外旅行実務は範囲が広いですが、分野ごとの配点を知れば、どこに時間を使うかが決まります。
全部を完璧にする必要はなく、合計で6割を取れば合格です。
独学で進め方に迷うなら、総合旅行業務取扱管理者のおすすめ通信講座も比べてみてください。
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