まずは結論。国内旅行実務は、国内地理が52点、JR運賃・料金が20点の100点満点です。
JRは「キロ→運賃→料金→割引」の順に判断する練習をくり返せば、安定して取れます。
地理は、観光地を地図の上で県ごとにまとめて覚えるのが近道です。

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※合格率は2025年度試験の実績(フォーサイト受講生アンケート・公式サイトより)。
国内旅行実務の全体像|100点の内訳
国内旅行実務は、料金の計算と、国内の観光地(国内地理)を問う科目です。
| 分野 | 問題と配点 | 合計 |
|---|---|---|
| 国内地理観光地・温泉・祭りなど | 2点×26問 | 52点 |
| JR運賃・料金 | 4点×5問 | 20点 |
| 貸切バス | 4点×3問 | 12点 |
| フェリー・宿泊 | 4点×2問 | 8点 |
| 国内航空(ANA) | 4点×2問 | 8点 |
合格ラインは、100点のうち60点(6割)です。
国内地理だけで52点あるので、地理で半分以上を取ると合格がかなり近づきます。
料金の48点のうち、JR運賃・料金は20点で、計算に慣れれば安定して取れる分野です。
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JR運賃・料金の解き方|5つのステップ
判断の順番を覚える分野
JRの問題は、正しい計算式や正しい記述を4択で選ぶ形が中心です。
答えの数字より、そこにたどり着く判断の順番でつまずきます。
① 運賃と料金を分けて考える
最初につまずきやすいのが、運賃と料金の区別です。
- 運賃:列車に乗るための代金(乗車券)
- 料金:特急・グリーン車・寝台などの代金(特急券・グリーン券など)
運賃と料金は計算のルールが別なので、問題を読んだらまずどちらを聞かれているかを確かめます。
② 運賃は「キロ」を決めてから表に当てはめる
運賃は、乗る区間のキロを足して、運賃表に当てはめるのが基本です。
ここでのひっかけは、幹線と地方交通線の混ざり方です。
- 幹線だけ:営業キロで、幹線の運賃表
- 地方交通線だけ:営業キロで、地方交通線の運賃表
- 幹線と地方交通線をまたぐ:運賃計算キロ(幹線の営業キロ+地方交通線の換算キロ)で、幹線の運賃表
JRの会社をまたいで乗るときは、運賃に加算額がつくこともあります。
③ 料金は「季節」と「乗り継ぎ方」で変わる
指定席の特急料金は、乗る日の季節で変わります。
- 閑散期:通常期から200円引き
- 通常期:表のとおり
- 繁忙期:通常期に200円増し
- 最繁忙期:通常期に400円増し
自由席の特急料金は、季節で変わりません。
のぞみ・みずほなどの列車は料金に加算があり、乗り継ぐときは改札を出るかどうかで計算が変わる場面もあります。
④ 割引は「条件」と「順番」を確かめる
割引の問題は、使える条件と、計算する順番がよく問われます。
- 学割:片道101km以上で運賃2割引(学校が出す学割証が必要)
- 往復割引:片道601km以上で運賃1割引
- 両方使えるとき:往復割引のあとに学割
団体の割引や、無料で扱う人数のルールも出ます。
⑤ 過去問とドリルで「判断の順番」を練習する
JRは、同じ形の問題をくり返し解くほど速く正確になります。
当サイトのJR運賃・料金 計算ドリルは、過去問6年分の全35問を、解き方のステップに分けて採点できる問題集です。
買う前に、無料の2問で試せます(採点つき・登録不要)。
国内地理の覚え方|地図の上で県ごとにまとめる
地図の上で、県ごとに覚える分野
国内地理は26問・52点で、国内旅行実務でいちばん配点の大きい分野です。
1つの観光地を答えるだけでなく、同じ都道府県の組合せや、観光ルートの穴埋めでも問われます。
そのため、観光地を地図の上で覚え、県ごとにまとめておくのが近道です。
令和8年度の出題例で出たテーマを見る湖・寺・世界遺産・国立公園・組合せなど
| テーマ | 出た例 |
|---|---|
| 湖・岬・川 | 然別湖、長崎鼻、吉野川 |
| 寺・宿場町 | 久遠寺、大内宿 |
| 世界遺産 | 松下村塾、富岡製糸場と絹産業遺産群 |
| 国立公園・湿地 | 霧島錦江湾国立公園、尾瀬、秋吉台 |
| 観光ルート | 出雲大社 →( )→ 松江城 |
| 組合せ | 城と観光地、温泉と郷土料理、祭りと開催月 |
令和8年度 国内旅行業務取扱管理者試験の出題例(全国旅行業協会)より。
過去問によく出る観光地から順に覚え、地図で場所を確かめてください。
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貸切バス・フェリー・宿泊・航空|資料を読んで計算する
JR以外の料金は、合わせて28点です。
時間とキロで決まる運賃の計算
資料から片道の運賃の総額を出す
資料とモデル宿泊約款で答える
ANAの運賃の種類ごとのルール
多くは、問題についた資料を読み取って答える形です。
JR東日本の運賃改定やANAの国内線の運賃の刷新があったので、テキストは最新の2026年版を使ってください。
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【2026年版】旅行業務取扱管理者のおすすめテキスト・参考書・問題集|国内・総合別にやさしく解説
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独学で詰まったら、通信講座で流れをつかむ
JRの計算は、紙のテキストだけだと流れがつかみにくい分野です。
フォーサイトの講座なら、講義の動画で計算の流れを目で追えます。
受講生の合格率は、国内79.2%・総合63%です(2025年度・受講生アンケートの集計)。
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※合格率は2025年度試験の実績(フォーサイト受講生アンケート・公式サイトより)。
まとめ

KEY POINTS
国内旅行実務 攻略のポイント
- ✓配点は国内地理52点・JR20点、そのほか28点
- ✓JRはキロ→運賃→料金→割引の順に判断する
- ✓料金は季節と乗り継ぎ方で変わる
- ✓地理は地図の上で県ごとに覚える
- ✓バス・宿泊・航空は資料の読み取りで点にする
国内旅行実務は、地理とJRの両方を毎日少しずつ進めるのがいちばんの近道です。
JRは手順、地理は地図と県ごとのまとめで、点が安定していきます。
通信講座を比べたい人は、国内のおすすめ講座を参考にしてください。
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