まずは結論。総合旅行業務取扱管理者は、国内と海外の両方の旅行を扱う旅行会社に必要な国家資格です。
試験は4科目で、2025年の合格率は全体で26.1%。
国内に合格していれば2科目が免除され、ぐっと受けやすくなります。
「国内」と「総合」の違いや、試験で何を問われるのかは、初めて調べるとわかりにくいところです。
この記事では、資格の中身から試験科目・難しさ・取り方までを順番にまとめます。

- 紙のフルカラーテキスト+講義動画
- eラーニング「ManaBun」が学習計画を自動で作成
- スマホ・タブレットでスキマ時間に学習できる
- 国内に合格したら、総合は科目免除コース28,800円
※合格率は2025年度試験の実績(フォーサイト受講生アンケート・公式サイトより)。
1. 総合旅行業務取扱管理者とは?
旅行業法で決められた国家資格で、海外旅行も扱う旅行会社は、営業所ごとにこの資格を持つ人を置かなければなりません。
受験資格はなく、年齢・学歴・国籍を問わず誰でも受けられます。
総合に受かれば、国内旅行だけを扱う営業所の管理者にもなれます。
| 項目 | 国内 | 総合 |
|---|---|---|
| 扱える旅行 | 国内旅行だけ | 国内+海外 |
| 受験資格 | どちらも制限なし年齢・学歴・国籍を問わない | |
| 試験方式 | CBT(パソコン) | 筆記(マークシート) |
| 試験日 | 9月上旬〜下旬2026年は終了・次は2027年9月 | 10月の日曜1日2026年は10/25(日) |
| 受験料 | 8,660円 | 13,660円 |
| 合格率(2025年) | 35.6% | 26.1%全科目受験は11.7% |
| 勉強時間の目安 | 200〜300時間 | 250〜400時間 |
| 実施団体 | 全国旅行業協会(ANTA) | 日本旅行業協会(JATA) |
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国内旅行業務取扱管理者とは?試験科目・合格率・総合との違いをやさしく解説【2026年版】
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2. 試験の4科目で何が出る?
試験は4科目で、受けた科目ごとに満点の60%以上取れば合格です。
1科目でも60%に届かないと不合格になります。
| 科目 | 何が出る? | 配点 |
|---|---|---|
| 旅行業法令 | 旅行会社の登録、管理者の仕事、契約前の説明や書面のルール | 100点60点以上 |
| 約款 | 旅行業約款(ツアーの契約・取消料など)、運送約款、宿泊約款 | 100点60点以上 |
| 国内旅行実務 | JR・航空・宿泊の料金計算、国内の観光地 | 100点60点以上 |
| 海外旅行実務 | 国際航空運賃、旅券・税関・検疫などの出入国の法令と手続き、英語、海外の観光地 | 200点120点以上 |
4科目のうち、配点が200点と大きく、範囲もいちばん広いのが海外旅行実務です。
試験時間は、午前の第1時限が旅行業法令と約款で80分、午後の第2時限が国内旅行実務と海外旅行実務で120分です。
国内旅行実務と海外旅行実務は、その科目だけ60%以上取れていれば、翌年の試験に限って免除されます(科目合格)。
ただし、国内の試験で国内旅行実務に科目合格していても、総合の国内旅行実務は免除されません。
試験の直後に自己採点すれば、科目合格を見込めるかどうかがわかります。
やり方は解答速報の記事にまとめています。
3. どのくらい難しい?受け方で変わる合格率
総合の合格率は、どの科目を受けるかで大きく変わります。
| 年度 | 全体 | 全科目受験 | 国内合格者 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 26.1% | 11.7% | 29.6% |
| 2024年 | 28.2% | 13.2% | 36.3% |
| 2023年 | 22.3% | 7.9% | 26.5% |
4科目すべてを受ける人の合格率が1割前後と低いのは、1科目でも60%に届かないと不合格になるからです。
一方、国内に合格している人は、約款と海外旅行実務の2科目だけで受けられます。
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4. どうやって取る?3つの受け方と科目免除
総合の受け方は、大きく3つあります。
- 国内に合格してから総合を受ける:総合は約款と海外旅行実務の2科目だけ
- 国内と総合を同じ年に受ける:総合は4科目すべて受ける
- 総合だけを受ける:4科目。受かれば国内旅行の仕事も担当できる
国内の合格発表(10月中旬)は総合の申込締切(8月上旬)より後なので、同じ年の総合では免除を使えません。
免除を受けるときに必要な証書や手続きは、科目免除の記事にまとめています。
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5. 試験日と申込
総合の試験は年1回、10月の日曜日に全国8都市で行われます。
2026年は10月25日(日)で、申込(7月16日〜8月7日)はすでに締め切られています。
合格発表は12月10日(木)です。
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6. 取得後のキャリアとメリット
総合を持っていると、海外旅行を扱う旅行会社やOTAで、法律上どうしても必要な人材になれます。
営業所ごとに配置が必要なので、求人が途切れにくい資格です。
給料や資格手当は会社によって違います。
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【就職・転職】旅行業務取扱管理者は有利?年収・資格手当・キャリアパスをやさしく解説
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7. 勉強時間と勉強法
総合の勉強時間は、初学者で250〜400時間が目安です。
半年〜1年の計画が現実的で、国内に合格している人なら150〜250時間ほどで届きます。
- 独学:市販テキスト+過去問。費用は1〜2万円ほど
- 通信講座:教材と講義で効率よく進めたい人向け。4万円台から(フォーサイトの総合コースは43,800円)
1日の時間配分は勉強時間の記事、テキスト選びはおすすめテキストの記事で解説しています。
総合は4科目の範囲が広く、独学だと何から手をつけるかで迷いやすい試験です。
効率よく進めたいなら、フォーサイトの通信講座が使いやすいです。
出るところに絞ったフルカラーテキストと講義動画に、スマホで学べるeラーニング「ManaBun」がついています。
国内に合格している人向けの科目免除コースもあります。
教材の中身や受講生の評判は、フォーサイトのレビュー記事でくわしく紹介しています。

- 紙のフルカラーテキスト+講義動画
- eラーニング「ManaBun」が学習計画を自動で作成
- スマホ・タブレットでスキマ時間に学習できる
- 国内に合格したら、総合は科目免除コース28,800円
※合格率は2025年度試験の実績(フォーサイト受講生アンケート・公式サイトより)。
まとめ

KEY POINTS
総合旅行業務取扱管理者 取得への要点
- ✓海外旅行も扱う旅行会社の営業所ごとに必要な国家資格
- ✓試験は4科目。難所は200点の海外旅行実務
- ✓試験は年1回・10月の日曜、申込は7〜8月
- ✓合格率は全体26.1%・全科目受験11.7%(2025年)
- ✓国内に合格していれば2科目免除で合格率は約3割
総合旅行業務取扱管理者は、海外旅行業界の法定キーマンとして安定したキャリアを築ける資格です。
全科目を受ける人の合格率は1割前後ですが、国内に合格してから受ければ約3割まで上がります。
自分に合った順番を選べば、十分手が届く試験です。
独学でも合格は可能ですが、効率よく進めたいなら通信講座の活用がおすすめです。
総合旅行業務取扱管理者のおすすめ通信講座で比べています。
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