まずは結論
総合旅行業務取扱管理者は海外旅行を扱う旅行会社の営業所ごとに配置が義務づけられた国家資格で、受験料13,000円・2026年は10月25日(日)・合格率10〜15%。受験資格は年齢・学歴・国籍を問わず誰でも受験できる。
総合旅行業務取扱管理者は、旅行業界で「最高峰の国家資格」と呼ばれる存在です。
「興味はあるけど、難しそう」「自分でも受けられるの?」と感じている人も多いはず。
この記事では、総合旅行業務取扱管理者の概要・試験スケジュール・難易度・キャリア価値・勉強法までを、事実ベースで一気に俯瞰できるようにまとめました。
詳細トピックは内部リンク先の専門記事に譲り、ここでは要点だけサクッと押さえます。
CHECK POINT
この記事でわかること
- ✓総合旅行業務取扱管理者の役割と受験資格
- ✓2026年(令和8年度)の試験日・受験料・申込先
- ✓合格率・難易度の数字感
- ✓取得後のキャリアと年収相場
- ✓合格に必要な勉強時間と効率の良い学習法
1. 総合旅行業務取扱管理者とは?

総合旅行業務取扱管理者は、旅行業法に基づく国家資格で、海外・国内両方の旅行を扱う旅行会社で営業所ごとに1人の配置が義務づけられています。
つまり、この資格保持者がいなければ、海外旅行を扱う旅行会社は営業所を運営できません。
受験資格は年齢・学歴・国籍不問。
誰でも受験可能です。
学生でも社会人でも、海外在住の方でも申し込めます。
3つの旅行業務取扱管理者資格(国内・総合・地域限定)のうち、扱える業務範囲が最も広いのが総合です。
基本情報一覧(国内・総合の比較)
| 項目 | 国内 | 総合 |
|---|---|---|
| 受験資格 | なし(誰でも可) | なし(誰でも可) |
| 主管団体 | ANTA(全国旅行業協会) | JATA(日本旅行業協会) |
| 試験方式 | CBT | ペーパー |
| 試験日(2026年) | 9月の指定期間内 | 10月25日(日) |
| 受験料 | 8,660円 | 13,000円 |
| 合格率 | 30〜40% | 10〜15% |
| 必要勉強時間の目安 | 200〜300時間 | 250〜400時間 |
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2. 2026年(令和8年度)試験スケジュール

2026年(令和8年度)試験スケジュール
- 試験日:2026年10月25日(日)(10月第4日曜・ペーパー試験)
- 申込期間:例年7月上旬〜8月上旬に公式発表(最新はJATA公式で要確認)
- 試験会場:全国の指定会場(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡など)
- 受験料:13,000円(2025年6月改定。旧額6,500円から変更)
- 主管団体:一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)(観光庁から事務代行を受託)
申込から試験当日までの実務的な流れ、当日の持ち物、合格発表のタイミングなどは別記事で詳しく解説しています。
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3. 合格率・難易度

総合旅行業務取扱管理者の合格率は、受験ルートによって大きく変わるのが特徴です。
| 受験ルート | 合格率の目安 |
|---|---|
| 一発受験(4科目すべて受験) | 例年10〜15%程度 |
| 国内合格者の科目免除受験(海外旅行実務のみ) | 例年35〜45%程度 |
一発受験の最大の難所は4科目目の「海外旅行実務」で、地理・英語・運賃計算・出入国法令の4分野を1科目で扱うため、ここで苦戦する受験者が多いです。
一方、国内旅行業務取扱管理者の合格者は「旅行業法」「国内旅行実務」の2科目が免除されるため、海外旅行実務に集中でき、合格率が大幅に上がります。
「国内→総合」のステップアップ戦略が現実的に有効です。
科目免除のルール・取得ルートの詳細は別記事で解説しています。
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自分の状況に応じてルートを選ぶのが賢いです。
4. 試験科目と合格基準

総合旅行業務取扱管理者の試験科目は4科目です。
- 1. 旅行業法および同法に基づく命令
- 2. 旅行業約款・運送約款・宿泊約款
- 3. 国内旅行実務
- 4. 海外旅行実務
合格基準は各科目60%以上。
1科目でも60%を切ると不合格になるため、苦手科目を作らないのが鉄則です。
国内旅行業務取扱管理者の合格者は、科目免除制度が利用でき、受験負担が大きく軽減できます。
科目免除のルール、国内→総合のステップアップ受験ルートは別記事で解説しています。
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国内合格してから免除でいくルートは負担が一気に下がるので、自分の状況に合わせて選んでください。
5. 取得後のキャリアとメリット

総合を取得すると、海外旅行を扱う旅行会社・OTAの法律上のキーマンになれます。営業所ごとに1人の配置義務があるため、求人ニーズは安定して高いです。
平均年収は350〜600万円程度が相場、資格手当は月5,000〜2万円が目安。
転職市場では「実務経験+総合資格」のセットが特に評価されやすく、海外駐在・外資系旅行会社などのキャリアパスも開けます。
インバウンド・アウトバウンドが回復した今、価値はさらに上がっています。
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6. 勉強時間と勉強法

総合の勉強時間目安は初学者で250〜400時間、半年〜1年計画が現実的です。
国内合格者など経験者なら150〜250時間で到達可能。
学習方法は大きく分けて2つ:
- 独学派:市販テキスト+過去問。費用は1〜2万円程度
- 通信講座派:効率重視・サポート重視なら最有力。費用は5〜8万円程度
詳しい勉強時間の目安、勉強法、おすすめテキスト、独学 vs 通信講座の判断軸、おすすめ通信講座は、それぞれ専門記事で解説しています。
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総合の最大の関門は海外地理と言われます。市販の過去問集は3〜5年分しか載らないものが多いので、演習量が足りないと感じる人向けに、過去問8年分のnote教材も併用がおすすめです。
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まとめ

KEY POINTS
総合旅行業務取扱管理者 取得への要点
- ✓海外旅行を扱う旅行会社で営業所ごとに配置が義務づけられた国家資格
- ✓受験資格なし。年齢・学歴・国籍を問わず誰でも受験可能
- ✓2026年の試験日は10月25日(日)、受験料13,000円
- ✓合格率は10〜15%。難所は「海外旅行実務」
- ✓勉強時間の目安は初学者250〜400時間、経験者150〜250時間
- ✓独学でも合格可能だが、効率重視なら通信講座が最有力
総合旅行業務取扱管理者は、海外旅行業界の法定キーマンとして安定したキャリアを築ける資格です。
合格率10〜15%という数字に圧倒されがちですが、正しい教材と過去問演習で十分手が届く試験です。
独学でも合格は可能ですが、効率よく一発合格を目指すなら通信講座の活用がおすすめ。
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