旅行業界キャリア

大手旅行会社とは?JTB・HIS・日本旅行など主要各社の特徴を徹底解説

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ガール
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大手旅行会社ってどこ?それぞれどんな特徴があって、中小や個人とは何が違うんだろう?

まずは結論。日本の大手旅行会社は、JTB・HIS・KNT-CT(近畿日本ツーリスト等)・日本旅行・阪急交通社などが代表格です。総合力のJTB、海外に強いHIS、というように各社にはっきり色があります。

この記事を読めば、主要な大手旅行会社の特徴と違い、大手と中小・個人の違い、そして業界で働く・独立するときのヒントまで分かります。

旅行会社を経営してきた立場で言うと、大手を知ると“自分がどこで戦うか”が見えてきます。
ごりへい
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✍ この記事を書いた人

ごりへい/元・上海で旅行会社経営20年/3資格すべて保有(国内・総合・インバウンド実務主任者)。実務と試験勉強の両方の視点で発信中。 ▶ プロフィール

大手旅行会社とは?規模と特徴

大手旅行会社とは?規模と特徴

大手旅行会社とは、全国に店舗網を持ち、海外・団体・法人まで幅広く扱う大規模な旅行会社を指します。

いずれも海外の企画旅行を扱える第1種登録で、資本力・仕入れ力・ブランド力を武器にしています。

主要な大手旅行会社と特徴

主要な大手旅行会社と特徴

まずは主要5社を一覧で比べてみましょう。規模や強みが、会社ごとにはっきり違うのがわかります。

会社名 設立(創業) 売上高(直近) 従業員数 強み
JTB 1912年創業 1兆732億円
(2025年3月期)
約19,376名 業界最大手・総合力/法人・MICE
HIS 1980年 3,731億円
(2025年10月期)
12,710名 海外旅行・格安航空券
KNT-CT 1947年設立 2,745億円
(2025年3月期)
3,183名 団体・教育旅行+シニア(クラブツーリズム)
日本旅行 1905年創業 2,118億円
(2024年12月期)
2,451名 鉄道・JR券/現存最古
阪急交通社 1948年創業 2,570億円
(2024年度)
3,023名 メディア送客・添乗員付きツアー

※売上高・従業員数は各社公表の直近決算値です(集計基準は会社により異なる場合があります)。最新は各社公式・IR資料でご確認ください。

JTB

1912年、外国人観光客の誘致を目的に「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」として誕生しました。これが社名の由来です。

国内・海外・法人・団体・MICEまでを扱う総合力で、長く業界を牽引してきた最大手です。

旅行会社では唯一、売上高が1兆円を超える規模で、2025年3月期は2期連続の1兆円超えとなりました。

かつて全国の駅で親しまれた「JTB時刻表」の発行元としても知られています。

🔗 公式サイト:JTB

HIS

1980年、澤田秀雄氏が新宿の雑居ビルの一室で、格安航空券の販売から創業しました。

「安く海外へ」を武器に急成長した、旅行業界の風雲児です。

いまも海外旅行と航空券の手配に強く、若年層や個人旅行での知名度が高いのが特徴です。

長崎のテーマパーク「ハウステンボス」を再建したことでも有名です(運営権は2022年に売却)。

🔗 公式サイト:エイチ・アイ・エス(HIS)

KNT-CT(近畿日本ツーリスト/クラブツーリズム)

近鉄グループを源流とし、近畿日本ツーリストとクラブツーリズムを束ねる持株会社体制の企業グループです。

近畿日本ツーリストは、団体旅行や修学旅行などの教育旅行に強みを持ちます。

クラブツーリズムは会員誌「旅の友」を軸にしたメディア型ツアーで、シニア層から絶大な支持を集めています。

持株会社のKNT-CTホールディングスは、東証スタンダードに上場しています(証券コード9726)。

🔗 公式サイト:近畿日本ツーリストクラブツーリズム

日本旅行

1905年、南新助が団体参拝の旅を手配したのが始まりで、日本の団体旅行の草分けとされます。

旅行業の登録番号は「第2号」で、現存する旅行会社のなかで最も長い歴史を持ちます。

現在はJR西日本グループの一員で、鉄道を絡めた商品(国内ブランド「赤い風船」など)に強みがあります。

駅の窓口網を活かした、JR券と宿泊のセット販売も得意分野です。

🔗 公式サイト:日本旅行

阪急交通社

阪急阪神東宝グループの一員で、創業は1948年の関西発の大手です。

新聞広告や折込チラシで参加者を募る「トラピックス」を主力とする、メディア送客のパイオニアです。

添乗員付きの周遊ツアーに定評があり、幅広い年代から根強い人気を得ています。

本社は大阪・梅田に構えています。

🔗 公式サイト:阪急交通社

大手と中小・個人旅行会社の違い

大手と中小・個人旅行会社の違い

大手の強みは、資本力・仕入れ力・ブランド・全国網です。

一方で、価格競争になりやすく、小回りは効きにくい面もあります。

中小・個人は規模では勝てませんが、専門特化やスピード、きめ細かい対応で十分に戦えます。

  • 大手:資本力・仕入れ・ブランド・全国網
  • 中小・個人:専門特化・機動力・きめ細かさ

大手旅行会社で働くには?

大手旅行会社で働くには?

大手への就職・転職では、旅行業務取扱管理者の資格が評価されます。

必須ではない求人もありますが、資格があると“即戦力”として一歩リードできます。

資格とキャリアの関係は 旅行業務取扱管理者は就職・転職で有利? で詳しく解説しています。

採用の現場では、資格を“持っている人”が優先されます。最短で取るなら合格点主義のフォーサイトが手堅いですよ。
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大手にはない「個人・中小」の戦い方

大手にはない「個人・中小」の戦い方

大手と同じ土俵で戦う必要はありません。

特定ジャンルの専門店になる、インバウンドを取り込む、法人・オーダーメイドで受注する——など、大手が手を出しにくい隙間で戦えます。

そもそも「旅行会社は儲かるのか?」というリアルは、旅行会社は稼げる?稼げない?元経営者の本音 で解説しています。

まとめ:大手を知ると“自分の立ち位置”が見える

まとめ:大手を知ると自分の立ち位置が見える

KEY POINTS

大手旅行会社のポイント

  • 大手はJTB・HIS・KNT-CT・日本旅行・阪急交通社が代表格
  • 各社に色(総合のJTB/海外のHIS 等)がある
  • 大手=資本力/中小・個人=専門特化で戦える
  • 就職も独立も旅行業務取扱管理者の資格が武器

大手を知ることは、自分が「どこで・どう戦うか」を決める第一歩です。

その先に進むなら、まずは資格から。国内だけなら 国内のおすすめ通信講座、海外も扱うなら 総合のおすすめ通信講座 で自分に合う学び方を選んでください。

旅行が好きなら、この業界は本当に面白い。まずは資格という“入場券”を最短で取りにいきましょう。
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旅行会社は稼げる?稼げない?元経営者が現場の本音で解説【開業前に読む】

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