海外地理

総合の海外地理 フランス完全攻略|8年連続で出たパリの美術館と地方の都市・引っかけ6問【動画つき・2026年版】

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フランスの地図とそら先生(総合の海外地理 フランス完全攻略)
ガール
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総合の海外地理、フランスは毎年出るって聞くけど、パリの美術館も地方の町も多すぎて、どこから覚えればいいかわからない…

まずは結論。フランスは総合の海外地理で過去8年、毎年出題されていて、パリの美術館と地方の都市の穴埋めの2つを押さえれば得点源になる。

この記事では、出題の傾向、パリの名所と美術館、地方の都市、過去問の引っかけ、確認クイズの順にまとめます。

そら先生が地図で解説する動画もあるので、目と耳で一緒に覚えてください。

フランスは毎年出る国なので、ここを固めると海外地理の土台ができます。
ごりへい
ごりへい
✍ この記事を書いた人:ごりへい(国内・総合旅行業務取扱管理者/インバウンド実務主任者)
上海で旅行会社を20年経営。実務と試験勉強の両方の視点で発信中。 ▶ プロフィール

フランスは動画でも解説しています。

そら先生が地図でパリと地方の名所の位置を確かめながら、美術館の見分け方まで11分で整理しています。

フランスは8年連続で出題|問われ方の傾向

総合の海外旅行実務では、海外観光地理が20問出題されます。

その中でフランスは、平成30年度から令和7年度まで、8年続けて出題されました。

年度 問われ方 ポイント
令和7年 絵画と美術館の組合せ モナリザ=ルーブル
令和6年 パリの名所の説明(正誤) シャンゼリゼ通り
令和5年 穴埋め(ロワールの城) シュノンソー城
令和4年 穴埋め(南フランスの港町) マルセイユ
令和3年 穴埋め(コート・ダジュール) ニース
令和2年 穴埋め(プロヴァンス) アヴィニョン
令和元年 穴埋め(城塞都市) カルカソンヌ
平成30年 ノルマンディーの説明(誤り) エトルタ
※当サイトの海外地理パック(過去8年分)の集計。各年のおもな1問を載せています。

出方は大きく2つで、1つめは地方の都市を答える穴埋めです。

令和元年から令和5年までは、5年続けて地方の都市が穴埋めで出ました。

2つめはパリの美術館で、8年のうち7年で、ルーブル美術館かオルセー美術館が選択肢に出ています。

美術館が出た年と作品開くと一覧が出ます
年度 作品 美術館
令和7年 モナリザ ルーブル
令和6年 晩鐘(ミレー) オルセー
令和5年 岩窟の聖母(ダ・ヴィンチ) ルーブル
令和4年 タヒチの女たち(ゴーギャン) オルセー(ルーブルは誤り)
令和2年 真珠の耳飾りの少女(フェルメール) オランダ(オルセーは誤り)
令和元年 落穂拾い・草上の昼食 オルセー(穴埋め)
平成30年 晩鐘(ミレー) オルセー(ルーブルは誤り)
フランスは「美術館」と「地方の都市」の2本立てです。この2つに分けて覚えると、範囲の広さに迷わなくなります。
ごりへい
ごりへい

パリの名所|シャンゼリゼ通りの端は凱旋門

パリは国の北の方にあり、セーヌ川が街の中を流れています。

名所は、令和6年と平成30年に、説明の正誤で出題されました。

シャンゼリゼ通り
パリ
シャンゼリゼ通り
コンコルド広場と凱旋門を結ぶ、マロニエの並木道。
写真:ZeusUpsistos/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
エッフェル塔
パリ
エッフェル塔
1889年のパリ万博のときに建てられた。
写真:Benh LIEU SONG/Public domain(Wikimedia Commons)
シャイヨー宮
パリ
シャイヨー宮
セーヌ川をはさんでエッフェル塔と向かい合う。1937年のパリ万博の展示施設。
写真:William Crochot (Medium69)/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
サクレ・クール寺院
パリ
サクレ・クール寺院
北の丘モンマルトルにある白いドーム。ロマネスク様式とビザンチン様式を合わせた建物。
写真:Tonchino/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

令和6年は、シャンゼリゼ通りを「コンコルド広場とバンドーム広場を結ぶ」とした説明が誤りでした。

もう一方の端は、凱旋門です。

サクレ・クール寺院は、平成30年と令和6年に、正しい説明として出ています。

パリの名所は、地図で並びを一度見ておくと覚えやすいです。シャンゼリゼは凱旋門まで、と結びつけてください。
ごりへい
ごりへい

パリの美術館|ルーブルとオルセーの見分け方

美術館の問題は、フランスでいちばん出題が多いテーマです。

見分け方は、作品の時代です。

19世紀の前半までならルーブル、後半からの印象派などはオルセーと覚えましょう。

ルーブル美術館

かつての王宮。古代から19世紀前半までの作品が中心

5作品過去問に出た
王宮元の建物
作品 画家
モナリザ ダ・ヴィンチ
岩窟の聖母 ダ・ヴィンチ
カナの婚礼 ヴェロネーゼ
ナポレオン一世の戴冠式 ダヴィッド
民衆を導く自由の女神 ドラクロワ
オルセー美術館

1900年のパリ万博の駅舎を改装し、1986年に開館

印象派中心の作品
駅舎元の建物
作品 画家
晩鐘・落穂拾い ミレー
草上の昼食 マネ
ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会 ルノワール
タヒチの女たち ゴーギャン

近くのオランジュリー美術館には、モネの睡蓮の大きな連作があります。

マルモッタン美術館は、モネの「印象・日の出」がある美術館です。

令和元年には、オルセーを答える穴埋めの選択肢に、オランジュリーとマルモッタンが並びました。

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美術館は、作品名と美術館をセットで覚えるだけで点になる分野です。迷ったら、まず時代を思い出してください。
ごりへい
ごりへい

地方の都市|穴埋めで毎年のように出る

地方の都市は、「この説明に当てはまる都市はどれか」という穴埋めでよく出ます。

都市の名前と、いちばんの特徴をセットで覚えるのがコツです。

①北西部

ノルマンディー地方

画家モネゆかりの土地

エトルタ引っかけ
平成30年出題
ジヴェルニー
北西部
ジヴェルニー
モネが暮らした家と庭。睡蓮の池。
写真:Jean-Pierre Dalbéra/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)
ルーアン
北西部
ルーアン
古都。大聖堂はモネが何枚も描いた連作の題材。
写真:DXR/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
エトルタ
北西部
エトルタ
白い断崖とアーチ状の奇岩で知られる海辺の町。
写真:Jörg Braukmann/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
ル・アーヴル
北西部
ル・アーヴル
セーヌ川の河口。戦争のあとに再建された港町で、世界遺産。
写真:Martin Falbisoner/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
オンフルール
北西部
オンフルール
木造の家が並ぶ古い港町。
写真:Pir6mon/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
モン・サン・ミッシェル
北西部
モン・サン・ミッシェル
西の海に浮かぶ修道院の島。
写真:Amaustan/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

平成30年は、エトルタを「戦後に再建された世界遺産の港町」とした説明が誤りでした。

それは、ル・アーヴルです。

②中部

ロワール地方

古いお城がたくさんある地方

シュノンソー穴埋め
令和5年出題
シャンボール城
中部
シャンボール城
ロワールでいちばん大きな城。国王フランソワ1世が建てた。
写真:Carsten Steger/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
フォンテーヌブロー城
中部
フォンテーヌブロー城
パリの南東。歴代の王が使った宮殿で、世界遺産。
写真:Gzen92/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
シュノンソー城:シェール川をまたぐルネサンス様式の城。代々6人の女性が城主で「6人の奥方の城」。

川をまたぐ城はシュノンソー、いちばん大きい城はシャンボールと覚えましょう。

③南東部・南西部

南フランス

出題がいちばん多い地方

4回穴埋め
令和元〜4年4年連続
アヴィニョン
南東部・南西部
アヴィニョン
14世紀にローマ教皇庁が置かれた町。教皇宮殿と、途中で途切れたサン・ベネゼ橋。
写真:François de Dijon/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
アルル
南東部・南西部
アルル
古代ローマの円形闘技場。ゴッホが暮らした町。
写真:Rolf Süssbrich/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
マルセイユ
南東部・南西部
マルセイユ
フランス第2の都市。沖のイフ島に、モンテ・クリスト伯の舞台のイフ城。
写真:Marian78ro/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
ニース
南東部・南西部
ニース
遊歩道プロムナード・デ・ザングレ。マティス美術館とシャガール美術館。
写真:3602kiva/CC0(Wikimedia Commons)
カンヌ
南東部・南西部
カンヌ
国際映画祭の町。
写真:Spike/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
カルカソンヌ
南東部・南西部
カルカソンヌ
二重の城壁に囲まれた城塞都市。コンタル城とサン・ナゼール大聖堂。
写真:Chensiyuan/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
トゥールーズ
南東部・南西部
トゥールーズ
「バラ色の街」。航空機メーカー、エアバスの本社。
写真:Benh LIEU SONG/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
エクス・アン・プロヴァンス:セザンヌの故郷。

令和元年はカルカソンヌ、令和2年はアヴィニョン、令和3年はニース、令和4年はマルセイユが穴埋めの答えでした。

アヴィニョンは教皇、マルセイユはイフ城、ニースは遊歩道、カルカソンヌは城壁と結びつけてください。

なお、モナコはフランスではなく、独立した国です。

④南東部

アルプス

モンブランのふもとの山の町シャモニー

スイスの問題で登場
2回誤りの選択肢

シャモニーからは、ロープウェイでエギーユ・デュ・ミディ展望台に上れます。

エギーユ・デュ・ミディや、メール・ド・グラス氷河は、スイスの問題で誤りの選択肢として出てきます。

これはフランスだ、と見分けられれば得点できます。

地方の都市は、表の「覚えるポイント」をそのまま穴埋めの文として読むと、本番の問題文と結びつきやすいです。
ごりへい
ごりへい

過去問で入れ替えられた6つの引っかけ

フランスの引っかけは、場所や美術館を入れ替える形です。

年度 何を答えるか 誤り 正しい
令和6年 シャンゼリゼ通りの端 バンドーム広場 凱旋門
平成30年 戦後に再建された港町 エトルタ ル・アーヴル
平成30年 晩鐘(ミレー) ルーブル オルセー
令和4年 タヒチの女たち(ゴーギャン) ルーブル オルセー
令和3年 ムーラン・ド・ラ・ギャレット(ルノワール) ニューヨーク近代美術館 オルセー
令和2年 真珠の耳飾りの少女(フェルメール) オルセー マウリッツハイス美術館(オランダ)

美術館の問題は、作品の時代を思い出して、ルーブルかオルセーかを決めるのがコツです。

これで、ほとんどの引っかけを見抜けます。

6つのうち4つが美術館です。作品名を見たら、まず時代を思い出す順番を決めておくと、迷わなくなります。
ごりへい
ごりへい

確認クイズ5問

最後に、ここまでの内容をクイズで確かめましょう。

Q1

ミレーの「晩鐘」が収蔵されているパリの美術館はどれか。

A. ルーブル美術館 B. オルセー美術館 C. オランジュリー美術館 D. マルモッタン美術館

答えを見る考えてから開いてください

正解:B. オルセー美術館

19世紀後半の作品なので、オルセーです。平成30年は、ルーブルとして誤りの選択肢で出題されました。

Q2

14世紀にローマ教皇庁が置かれ、サン・ベネゼ橋がある町はどれか。

A. アルル B. ニース C. アヴィニョン D. マルセイユ

答えを見る考えてから開いてください

正解:C. アヴィニョン

ローヌ川沿いの町です。令和2年に、穴埋めで出題されました。

Q3

シェール川をまたぐように建ち、「6人の奥方の城」と呼ばれる城はどれか。

A. シャンボール城 B. シュノンソー城 C. フォンテーヌブロー城 D. ヴェルサイユ宮殿

答えを見る考えてから開いてください

正解:B. シュノンソー城

いちばん大きいのはシャンボール城です。令和5年に、穴埋めで出題されました。

Q4

沖のイフ島に、「モンテ・クリスト伯」の舞台のイフ城がある港町はどれか。

A. ニース B. トゥールーズ C. マルセイユ D. カンヌ

答えを見る考えてから開いてください

正解:C. マルセイユ

フランス第2の都市です。令和4年に、穴埋めで出題されました。

Q5

シャンゼリゼ通りが結んでいるのは、コンコルド広場とどこか。

A. バンドーム広場 B. 凱旋門 C. エッフェル塔 D. ルーブル美術館

答えを見る考えてから開いてください

正解:B. 凱旋門

令和6年は、バンドーム広場として誤りの説明で出題されました。

※クイズは当サイトのオリジナル問題です。過去問そのものではありません。

過去問そのものを解きたい人は、過去8年分を採点つきで解ける海外地理パックを使ってください。

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5問全部わかれば、フランスの基本は大丈夫です。間違えた問題は、表に戻って確かめてください。
ごりへい
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まとめ

空港で海外旅行の受験生を案内するそら先生

KEY POINTS

フランス攻略のポイント

  • ✓フランスは8年連続で出題されている
  • ✓美術館は19世紀前半までルーブル、後半からオルセー
  • ✓シャンゼリゼ通りの端は凱旋門(バンドーム広場ではない)
  • ✓南フランスはアヴィニョン・マルセイユ・ニース・カルカソンヌ
  • ✓川をまたぐ城はシュノンソー城

フランスは、美術館と地方の都市の2つを押さえれば、毎年1問は取れる国です。

海外地理は範囲が広いので、よく出る国から順番に固めていくのが近道です。

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フランスは毎年出る、外せない国です。美術館の表だけでも見直して、本番で1問確実に取ってください。
ごりへい
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ほかの国は、海外地理の国別攻略の一覧から見られます。

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